新卒社員が聞く!社長インタビュー ~vol.2~

 

インタビュアーである新卒社員の川澤です!

今年の4月にアラマークに入社し、人事部で新卒の採用担当として仕事をしています。

今回、当社についてもっと知ってもらいたい!との思いから、

私自身が学生時代に気になっていたことをベースに社長インタビューを実施しました。

 

沢山の質問にじっくり答えて下さったこともあり、

本来1回のみの掲載予定を変更し、全4回に分けての掲載となりました!!今回は第 2 回目の配信です。

就職活動されている学生の皆さんにアラマークの魅力が伝わると嬉しいです。

是非、ご覧ください!

 

学生時代どのように過ごされていましたか?

大阪出身で、中学・高校とずっと部活でバスケットをやっていて、大学で東京に出てきたんですね。バスケットのことしか知らないというか、そもそも高校生なのでそんなに視野も知識も広くないですよね。それで、いろいろなことを知りたいよね!しかも東京!ということで、当時「オールラウンドスポーツ」と言われる、スポーツを浅く広くやりましょう、というサークルに入って、スキーはよく行っていましたね。あとは大学生だから、「将来何するの?」というような青臭い話をよく友達としていました。確かに他の世界を知ることはできたのですが、「成長している感覚や世界が広がっている感があんまりないなぁ」と。三年生になってから、よし海外に行こう!と思い立って、四年生の一年間を休学して、アメリカのニューヨークに行って約一年間過ごした経験があります。そこで思ったのは、もちろん英語が聞き取れないとか、喋れないということもあるのですが、強烈なインパクトがあったのは、いかに自分が日本のことを知らないか。いかに自分が自分のことをちゃんと話せないかということを思い知らされましたね。アメリカ、特にニューヨークは人種のるつぼと言われていて、いろいろな国籍の人が集まっていますが、例えば宗教に関して、彼らはとても日常的に接している、溶け込んでいる感じがありました。また、政治や経済のことでも「日本は今、総理大臣はどんなことを考えて政治しているんだ?」なんて聞かれてもうまく答えられない。アメリカにいる学生たちはそういうことを普通に日常の中で理解しながら、間違っているかもしれないけれど、自分の考えや理解を発信しているというのにすごくインパクトがありました。「あ、ちゃんと勉強しなきゃいけないなぁ」と危機感を持ち、まずやったことはニューヨークに当時紀伊国屋書店があったので、中学・高校の「社会」の参考書を買ってきて(笑)基本的なことから復習しました。そんな感じで過ごしていると、自分のアイデンティティが何なのか、ということを上手く説明ができない自分に気づいて、そこでいわゆる世界観が大きく変わりました。参考書は一例ですが、社会の動きをちゃんと知らなきゃいけないなって。あとは自分はこういう人なんだよとか、自分はこのことに対してはこう考えているんだよっていうことをちゃんと説明できるような人になりたいなぁという風に思って。それが学生時代を通して、一番インパクトのある出来事でしたね。

就職活動の軸は?

個人プレーで業績を上げていく仕事ではなくて、チームで一つの仕事を作り上げていく仕事をしたいと思ったのが一つ。今風に言うと、ワンチームで仕事をするっていう感じです。そういうチームワークの中で仕事をして、ある大きな案件に向かって努力をして、それがうまく行った時にみんなで頑張ったなぁ!って肩をたたき合って、朝まで飲む。これは就職の面接でもそういう表現したんだと思います。あとは、今でもよく言いますが、社会に貢献していることを実感できるような仕事。企業が存在している以上、何らかの形で社会に貢献していますが、それができるだけ実感できる仕事をしたいと思っていました。それと、ニューヨークに行った経験があったので国際的な仕事をしたいということ。軸としてはその三つぐらいかな。職種としては営業職をやりたいなと思っていました。会社に入ったらとにかく靴底すり減らして、いろいろな人に会いに行くという意気込みで、革靴も高いものじゃなくて、ゴム底の安物のすぐ擦り減ってボロボロになってもいいような靴を入社式の前に買いました。周りのみんなとちょっと違って、今思うと滑稽な感じがするんだけど、そんな風に思って会社に入りましたね。

社会人一年目に戻れたら大切にしたいことは?

新入社員の頃、焦りはあったにせよ、着実に仕事に向き合って仕事をしていたかなとは思います。ただ、やはり視野が狭かったので、世の中の動きにもうちょっと目配りをしておけば良かったと思います。世の中のこういう動きの中で、今こういう仕事をしているんだという見方ができれば、もうちょっと違うアプローチもできたのかもしれない。それと同時に、うまくいかないことが起こると「愚痴」が出る。飲みに行くと更に愚痴。私もいろいろな課題とか問題意識みたいなものをそれなりに持っていたので、結構愚痴ってたなぁっていう反省はあります。20 代の頃は、あるべき姿に照らし合わせて、今から思えば正論ばっかり言ってたという時期があって。それは、若気の至りもあるんですが、もうちょっと控えめにして、自分にできることに集中するようにするのが良かったかなと思います。

インタビュアー川澤:わかりました。私が今気を付けることですね。(笑)

でも、話すことによって気づくこともありますし、ストレス発散にもなったのでその時はそれでいいんじゃないかなと思います。聞いてる人が毎度同じことを聞かされて、嫌にならない程度だったらいいんじゃないかな。あの人と飲みに行くと、とにかく愚痴や理屈が多いから誘うのやめようとか。幸い私はそういう経験は無かったのですが、「まぁもういいじゃないですか!」なんて言われたことは何回かある。(笑)

就職活動されているみなさんにメッセージ

当社に関心を持って頂き、ホームページをご覧頂いて有難うございます。今、就職活動をしている皆さんは、「自分の強みって何だろうな」とか、「自分が経験してきたことでこれから活かせそうな事は何だろうか」など、色々と考えますよね。自分自身とすごく向き合っていると思いますが、自分と向き合い続けるというのも結構しんどい作業だと思います。ただ、就職するということ、社会に出て何かの役に立とう、貢献したい、ということは、人生の大イベントの一つなので、就職活動というチャンスを活かして、大いに自分に向き合って、大いに悩んでください。それが真っ当なプロセスだと思います。そうやって課題に正面から向き合う経験が社会人になって糧として必ず活きてきますし、これからの社会人人生のスタートに向けての良い助走になると思います。「しっかり着実に悩んでみよう」ということかな。就職活動しながら様々な企業の人の様々な人の話を聞いて、悩み抜いて欲しいと思います。陰ながら応援しています。御縁があって、皆さんと当社で一緒に活動ができることになれば嬉しく思います。

次回は、「会社・社員」ついて聞いています!楽しみにしていてください!