新卒社員が聞く!社長インタビュー ~vol.3~

 

インタビュアーである新卒社員の川澤です!

今年の4月にアラマークに入社し、人事部で新卒の採用担当として仕事をしています。

今回、当社についてもっと知ってもらいたい!との思いから、

私自身が学生時代に気になっていたことをベースに社長インタビューを実施しました。

 

沢山の質問にじっくり答えて下さったこともあり、

本来1回のみの掲載予定を変更し、全4回に分けての掲載となりました!!今回は第3回目の配信です。

就職活動されている学生の皆さんにアラマークの魅力が伝わると嬉しいです。

是非、ご覧ください!

 

新入社員に求める仕事への姿勢や意識は?

「物事に正面から向き合ってほしいなぁ」と思います。分からないことをわからないと言うとか、その課題に対して逃げずに正面からぶつかっていく。最初はそもそもどこが正面なのかも分からないかも知れないけど、斜に構えるんじゃなくて、しっかりとそれを受け止めて対処してほしいなと思います。僕が会社に入った時に、MML(マンツーマンリーダー)から言われた言葉を今でも覚えているのですが、英語で ”Slow but steady, win the race.” と言って「焦らず着実にやり通そう」という意味の言葉。ウサギと亀の亀みたいなイメージかな。社会人生活を30年以上やっている中で、仕事の成果が出ないとか、上手くできない時は焦ることはごく普通にありますが、「焦らず着実に」。現実には、「焦ってもいいけど着実に!」かな。一つずつ積み上げていけば、実力が必ず蓄積されていくので、是非そうしてほしいなと思います。

当社で活躍している人の特徴や共通点は?

課題に正面から向き合って着実に仕事をしていこうとする中で、ある課題を課題と感じることが大事。課題を見つける力。課題と感じなければ、仕事はどんどん自分の前を流れていってしまいます。仕事の優先順位とか、重要度の視点から、その時は流して良い仕事もあるかもしれないけど、「あ、これはちょっとポイントになることだなぁ」と嗅ぎ分ける力。課題として可視化できる力が大事。今いる自分のポジションと理想形があって、その間に課題があって、じゃあ、この課題をこういう風に克服してギャップを埋めていけば理想形に行くんだ!という風にプロセスを見える化していくことがすごく大事なこと。活躍している人は、そういうスタイルで仕事をしているんじゃないかなと思います。よく、「現場」という表現をしますよね。当社で言えばお客様にサービスをする現場とか、クリーニングや商品の出荷をする現場というものです。ものごとは現場で起きている、課題は現場にある、なんていう言い回しに繋がってくるのですが、例えば本社の様々な部署にいると、そういう意味においては現場ではありませんが、ここでお話しした「課題を感じてそれにアプローチしていく」というマインドがあれば、どこにいても「現場」と言えますし、課題を感じて仕事に向き合っていかないと、どこに行っても良い仕事、充実感のある仕事をするのは難しいと思います。「現場」とは、そういうマインドと行動が伴っているかどうかという尺度で定義するものだと思っています。まぁ、何でもかんでも課題だ!課題だ!ってやってると息が詰まるし、全てのことを自分ごと化してたら、それは大変ですよ。寝れませんよってなってしまう。そうすると優先順位や重要度の濃淡を付けることがポイントになってきます。これには経験が大事。課題を嗅ぎ分ける力は、自分の経験と同時に、同僚、先輩、上司との「報連相」の中で「あ、そういうことが大事なんだな。会社ってそういうことが大事と思ってるんだな。」とか。「上司はこれをやってほしいって強く思ってるんだな。」とか、上司以外でも、関係部署の方とか勿論取引先の方との遣り取りもそうです。そういう人とのコミュニケーションの中で、設定すべき課題がクリアになってくるのかなと思います。自分の絶対値的な物差しだけで課題設定しても、もしかしたらその設定自体が間違っているかもしれないし、独りよがりになってしまうこともあり得ると思います。

拠点巡回(※)の中で感じた社員・会社の意識の変化は?

社員の皆さんと協議して「2030年の在り姿」という、「長期経営計画」を2020年に作りました。長期計画というのは、作っている時は盛り上がるのですが、作り終わった途端に知らないうちに額縁に入ってしまって、どこかのカベに飾ってあるみたいなことになりがちで、単年度計画に比べて意識が薄れやすい性質があります。私は「2030年の在り姿」を作った2020 年当時は経営企画を担当していたので、その時に皆さんに話をしていたのですが、「絶対に額縁に入れて飾ることはせず、ずっとこの計画にこだわっていくのでそのつもりでやりましょう」と。全国の拠点には毎年春と秋に行くのですが、皆さんからも2030年に向けてのアクションはこういう風にやってます!と発表してもらっています。最初の頃はもしかしたら取ってつけた感じとか、やらされている感が少しあったかもしれないけど、だいぶ意識とか行動が浸透したかなと思います。この浸透期をフェーズ1とすると、ここからの3年間は「フェーズ2」としていろいろな施策を更に具体化する「加速期」としてやっていこうと皆さんと話をしています。

(※)毎年2回、社長が全国の拠点(18事業所、1エリアオフィス、3工場)を訪問し、業績進捗報告・社員とのディスカッション等をする機会

就職活動されているみなさんにメッセージ

当社に関心を持って頂き、ホームページをご覧頂いて有難うございます。今、就職活動をしている皆さんは、「自分の強みって何だろうな」とか、「自分が経験してきたことでこれから活かせそうな事は何だろうか」など、色々と考えますよね。自分自身とすごく向き合っていると思いますが、自分と向き合い続けるというのも結構しんどい作業だと思います。ただ、就職するということ、社会に出て何かの役に立とう、貢献したい、ということは、人生の大イベントの一つなので、就職活動というチャンスを活かして、大いに自分に向き合って、大いに悩んでください。それが真っ当なプロセスだと思います。そうやって課題に正面から向き合う経験が社会人になって糧として必ず活きてきますし、これからの社会人人生のスタートに向けての良い助走になると思います。「しっかり着実に悩んでみよう」ということかな。就職活動しながら様々な企業の人の様々な人の話を聞いて、悩み抜いて欲しいと思います。陰ながら応援しています。御縁があって、皆さんと当社で一緒に活動ができることになれば嬉しく思います。

次回は、「会社の将来」について聞いています!楽しみにしていてください!